名前考
かごめかごめ/輪廻転生説
ネットで調べ物をしていたら、「かごめかごめ」の解釈のページに行きつきまして。
輪廻転生説というのを初めて知りました。
徳川埋蔵金説や、いくつかの怖い系の説は知っていますが、こんな生まれ変わりを意味する説があるなんて知らなかった。
それを、かごめと桔梗に当て嵌めてみました。
アニメのほうに「かごめかごめ」の描写がありましたが、そのときは確か、八角籠目とされていたように思いますので、それとは切り離して考えます。
原作では六角ですよね。
以前、web拍手から、かごめママの着物の紋のことを教えてもらったことがあって、それだと六芒星に見えるので。
(原作及びアニメの裏話的なものは把握していないので、変なことを言っていたらごめんなさい)
その輪廻転生説では、
・羽を広げた鶴が五角形(五芒星)、亀の甲羅が六角形(六芒星)を表し、五芒星と六芒星が世の中を統べている。
・真ん中の人(この世の人)が後ろの人(あの世の人)を言い当てると、お互いの場所が入れ替わる。
・互いの場所を入れ替えることが、生まれ変わりを意味する。
というように説明されていました。
で、この歌の説に「犬夜叉」の世界を当て嵌めてみると、
■五芒星と六芒星がこの世を統べている
→犬夜叉の物語を統べる最重要人物はかごめ(籠目紋)とその前世である桔梗(晴明桔梗印)
■後ろの正面を(=この世の人があの世の人を)言い当てる
→梓山での試練や、四魂の玉の本質を言い当てるなど
■後ろの正面を言い当てた「この世の人」が「あの世の人」の立場に入れ替わる
→現代に属するかごめ(この世の人)が、桔梗の立場(戦国時代の巫女)に入れ替わった
無理やり当て嵌めている感じがなくもないですが、図式としてきれいに収まって、面白いなと思いました。
ただし、同じ輪廻転生説でも、「かごめかごめ」の外側の輪が輪廻の輪で、輪廻の輪を廻っているのがこの世の人、真ん中にいるのがあの世の人という説もあるようで、そうなると、またいろいろ違ってくるのでしょうね。
2015.12.19.