緋色の鱗翅

 穏やかな昼下がりだった。
 旅を続ける犬夜叉たちの一行は、だが、四魂のかけらの手がかりも奈落の情報もぱったりと途絶え、犬夜叉は少々苛立ち気味である。
 そんなところへ、風に乗って流れてきたのか、ひらひらと小さな蝶が飛んできた。
 蝶は、美しさと禍々しさが絶妙のバランスで融け合う、鮮やかな緋色の翅を持っていた。
「何だよ、この蝶は」
 蝶は犬夜叉の周りを踊るようにくるくると巡る。
 憮然とする犬夜叉に、かごめがくすりと笑った。
「綺麗じゃない。真っ赤な蝶なんて初めて見たけど」
 面白そうに蝶を目で追うかごめの肩に掴まる七宝も楽しげに言った。
「紅い衣を着ておるから、犬夜叉のことを仲間だと思っているのではないか?」
 半妖の少年は不機嫌そうにふんと鼻を鳴らした。
「どう見ても妖怪だろ。奈落の新しい手先じゃねえのか?」
 そう言って、彼は緋色の蝶を切り裂こうと腕を振り上げたが、その腕を素早く法師が押さえた。
「おやめなさい、犬夜叉。妖怪とて命あるもの。簡単に殺してはなりません」
「毒のにおいがするぜ」
「攻撃性があるわけではないでしょう。珊瑚、おまえもそう思いますよね?」
 同意を求められ、珊瑚は小さくうなずいた。
「そうよ、犬夜叉。可哀想よ」
「可哀想じゃ」
 四対一では勝てるわけがない。犬夜叉はしぶしぶ引き下がった。
 蝶が翻る。
 それを見上げた珊瑚は、何かがきらきらと宙を流れるのを見た。
 あ、と口を開けた。
 だが、その何かはすぐに消えた。
 一行は、まもなく村に辿り着いた。

 例のごとく、弥勒のお祓いで大きな屋敷に宿を取ったのだが、よそ者が珍しいのか、お祓いが珍しいのか、屋敷の使用人が入れ代わり立ち代わり、一行の様子を覗きにやってきた。
 法師の口説き癖を思うと気が気でない珊瑚は落ち着かなげに弥勒をちらちら見つめている。
 一方、当の弥勒はそんな珊瑚には気がつかないふうに、姿を見せた娘たち一人一人に愛想よく声を掛けていた。
 見慣れた光景ではあるが、珊瑚の弥勒への想いを知るかごめは、そのじれったさにため息をこぼした。
 夕餉のあと、あてがわれた一室で皆がくつろぐ中、弥勒はおもむろに立ち上がり、襖に手を掛けた。
「どこ行くの、弥勒さま?」
「ちょっと野暮用で」
「女の子を口説きに行くの?」
 こほん、と法師は勿体をつけるように咳をする。
「たまにはいいじゃありませんか」
「よくないわよ。それに、たまじゃないでしょ?」
 かごめが部屋の隅にいる珊瑚をちらりと窺うと、彼女は黙々と飛来骨の手入れを行っていた。
 かごめは声をひそめる。
「弥勒さま、もう少し珊瑚ちゃんのこと、思いやってあげてよ」
「珊瑚を?」
 ときどき、この法師はどこまで解っているのだろうかと思う。
 珊瑚の想いを知り、なお彼のほうも珊瑚を憎からず思っているとかごめは考えるのだが、たまさか、珊瑚をただの仲間としか思っていないように見えることもあるのだ。
 ふと、武具の手入れをする珊瑚の手が刀に伸びた。
「あのね、弥勒さま。乙女心は複雑なの」
「はあ」
 音もなく刃が抜かれ、そしてその白刃がゆっくり──
「やめろ、珊瑚!」
 突然、何かを叩きつける大きな音がして、かごめと弥勒は驚いて振り返った。
「犬夜叉? どうしたの?」
 雲母と遊んでいた七宝も、びっくりした様子で犬夜叉と珊瑚を見ている。
 犬夜叉は鋭い表情で珊瑚を見据えていた。その手は珊瑚の手首を掴んでいる。
「何があったんです、犬夜叉」
「珊瑚が……自分の喉を突こうと」
「あ、あたし……」
 驚愕に眼を見張る珊瑚はゆっくりと首を横に振った。そのなめらかな頬には、犬夜叉に刀を叩き落とされた際についたらしい赤い筋があった。
 膝元に、抜き身の刀が落ちていた。
「珊瑚ちゃん、頬、血が……!」
「どうしたんです、珊瑚」
「覚えてない。いつものように、飛来骨の手入れをしてて、それで」
「そのあと、刀を手に取って、おまえは自分で自分を傷つけようとしたんだよ」
 責めるような口調の犬夜叉に、珊瑚は困惑したように再び首を振った。
 かごめは珊瑚と弥勒を見比べる。
 弥勒の気を引こうとした? 否。珊瑚はそのような娘ではない。
「大事に至らなくてよかった。だが、犬夜叉、確かに何かが起こったのだな」
「ああ。一瞬だが、珊瑚から妖気のようなものを感じた。今夜は珊瑚から目を離さねえほうがいい」
 珊瑚は取り返しのつかない失態を犯してしまったような気がして、きゅっと唇を噛んだ。
 再び、無意識で、今度は仲間の誰かを傷つけてしまったら……
 二部屋をあてがわれていた一行は、男女に分かれて休むつもりでいたが、万が一のとき、かごめや七宝では珊瑚を阻止できない。
「よし。おれが珊瑚を見張っててやる。念のため、おまえらは隣の部屋で寝ろ」
 自分が矢面に立つのは当然のことと考え、犬夜叉は言ったのだが、
「……なんだよ」
 弥勒が胡散臭そうな表情で犬夜叉を見ている。
「犬夜叉、おまえ、珊瑚と二人きりで夜を過ごすつもりですか?」
「ばッ……! 変な言い方やめろ。てめえじゃあるめえし」
「おまえの手をわずらわせるまでもない。私で充分ですよ。私が珊瑚の監視をしましょう」
 不安げだった珊瑚の表情が、ほんの少しだけ、和らいだ。
「なんで弥勒が?」
 すかさずかごめが犬夜叉に小声でささやく。
「弥勒さまの気持ちを察してあげなさいよ、犬夜叉」
「あ? 気持ち?」
 心底怪訝そうな犬夜叉に、かごめはやれやれと苦笑した。

 犬夜叉とかごめと七宝が隣室に移り、弥勒と珊瑚は、雲母もいるが、実質二人きりで夜を過ごすことになった。
 夜具が延べられた薄暗い部屋に弥勒と二人で座し、珊瑚は少し落ち着かない。
「眠っていいですよ。何かあれば起こしますから」
 弥勒は珊瑚を安心させるように穏やかに言った。
 だが、珊瑚は仲間たちに迷惑をかけたことをまだ気にしている様子である。
「法師さまこそ眠って? あたしが起きてる。みんなを傷つけるようなことはしない。法師さまを傷つけることも絶対。だから……」
 そっと法師を窺ってみれば、彼の瞳がじっと珊瑚を見つめていた。
 珊瑚はあやふやにうつむく。
「刀や飛来骨は隣の部屋に移したし、なんだったら、朝まであたしの手足を縛ってもいいよ」
 薄闇に衣擦れの音が響いた。
 立ち上がって、珊瑚のすぐそばに腰を下ろした弥勒は、彼女の頬に指先で触れた。
「ひとつ間違えば、生命を失っていた」
 頬には絆創膏が貼ってある。
 早鐘を打ち出す心臓を意識して、言葉を発することができない珊瑚を、出し抜けに、彼は闇に紛れて抱きしめた。
「ほう、しさ……」
「一晩中こうしていれば、おまえは動けまい」
 密かに恋い慕う人に強く抱きすくめられ、珊瑚は眩暈がしそうだった。
「こ、こんなときまで、ふざけないで」
 法師の身体を押しのけようとするも、身体にも腕にも力が入らない。
 逆に彼女を抱きしめる法師の力が強くなったようだ。
「束縛の必要はない。おまえになら、何をされても構いません」
「え?」
 思わせぶりな科白に珊瑚はますます困惑する。
 だが、同時に、彼のやさしさに深く傷つけられもした。
 ただの仲間としか思われていないなら、こんなやさしさを示されるのはつらい。

* * *

 深夜、微かに動く気配を察知して、弥勒は眼を開けた。
 縁側の障子が薄く開いている。
 夜具に横たわっていたはずの珊瑚の姿も消えていた。
「雲母」
 雲母を伴い、立ち上がった弥勒は、珊瑚のあとを追うべく外へ出た。
 やがて月明かりのもと、珊瑚の匂いをたどる猫又の後ろを歩いていた彼は、前方の森を見て足をとめた。
 森の入り口に幽霊のようにたたずむ影がある。
「みゃあ」
 雲母が鋭く鳴いた。
「珊瑚」
 すぐさま弥勒は立ちつくす娘のもとへと駆け寄ったが、雲母は様子を見るように主人と法師を少し遠巻きにしていた。
「珊瑚、どこも怪我はないか。どこへ行こうとしたのか、覚えていますか」
「ごめん、法師さま。気がついたら、ここにいた」
 流れるように向けられた眼差しに、法師の心臓がどくりと音を立てた。
 艶冶な媚を含んだそれは、珊瑚の眼差しだっただろうか?
 かける言葉を探していると、けだるげに吐息を洩らした珊瑚が、控えめに弥勒の胸にしなだれかかってきた。
「珊瑚……?」
 図らずも動揺したことは否めない。
 全神経を研ぎ澄ませて珊瑚の挙動に意識を向ける。
 彼女の想いは知っているが、たとえ戯れにしても、彼女は自分からこのようなことができる娘ではない。
 想いを押し付けてはいけないと、彼女が自分に遠慮していることも知っている。
「法師さまが心配してくれて嬉しい。でも、何でもないんだ。屋敷へ戻ろう」
 少し身を離し、儚げに見上げてくる娘の月影に照らされた美貌を憧れるように見つめた弥勒は、珊瑚の頬を指先でなぞった。
「なに?」
「傷が。頬に絆創膏を貼っていただろう。絆創膏をどうした? 頬の傷も消えている」
「……」
 刹那、珊瑚はぞっとするほど妖しく、鈴のように笑った。
「もう治った」
 その妖しさにどうしようもなく惹きつけられ、弥勒は彼女から眼が離せなかった。その眼をじっと見つめ返し、珊瑚は細い腕を伸ばす。
「法師さま、わたしを好き?」
 白い両手が弥勒の頬に触れ、そのまま髪を結わえた辺りまで移動した。
「わたしは好き。法師さまが好き。だから──
 弥勒の頭を引き寄せようとする珊瑚の瞳は緋色だった。
 伸び上がり、ゆっくりと弥勒の唇に口づけようとした珊瑚は、不意に動きをとめた。
 胸元に視線を落とすと、いつの間に取り出したのか、法師の指が破魔の札を挟んでいた。
「おまえが珊瑚なら、破魔札の攻撃など意味を成さん。……試してみますか?」
 娘は法師から一歩後退さった。
「珊瑚はどこだ」
「珊瑚は、わたし」
「違う」
 声も仕草も確かに珊瑚のものではあったが、緋色の瞳と、そこはかとない妖艶さは人間のものではない。
 そっと雲母に目配せすると、弥勒の合図を受け、雲母は本物の珊瑚を捜すために森の中へと軽やかに駆けていった。
「おまえの目的は何だ。何故、珊瑚は自分を傷つけようとした」
 娘がさらりと額髪を払うと、きらきらと赤く光る粉が舞った。
「あの娘の口に、わずかだけど、わたしの鱗粉が入った。もう少し多めに飲んでいてくれたら、確実に殺せたのに」
 鱗粉。──毒のにおいがすると犬夜叉が言っていた。
「おまえ、昼間の蝶か?」
 緋色の瞳を驚いて見つめると、珊瑚の姿をした蝶の妖は幻のように微笑んだ。
「わたしたちの族は弱い。妖怪ばかりにでなく人間にさえ、簡単に捕まり、簡単に殺される。けれど、あなたは殺されそうになったわたしを助けてくれた。……嬉しかった」
 弥勒は軽く眼を見張った。
 妖蝶の生命を助けたから? それで何故、珊瑚に危険が及ぶのか。
「それを伝えるために珊瑚の姿を借りたのか?」
「いいえ」
 蝶の娘は再び弥勒に近づいた。
「あなたに惹かれた。あなたのそばにいたいと思った。妖怪が人間を愛したって構わないはずだ」
「おまえの気持ちは悪い気はしません。だが、珊瑚には関係ないだろう」
「珊瑚は二人はいらない。法師さまに愛される者は一人でいい。これからは、わたしが珊瑚になる」
 その言葉に茫然となる弥勒に娘はなおも詰め寄った。
「珊瑚が好きなんだろう? 自分の身を顧みないほどに」
「どうしてそう思う」
「法師さまがあの娘を見る眼差しですぐに解ったよ」
 とっさに視線を逸らした弥勒を見て、蝶の娘は儚げに笑う。
「同じ姿になったのに。どうして、わたしのことはあんなふうに見てくれない……?」
 法師にすがり、彼女は悲しげな瞳で訴えた。しなやかな腕が彼の身体を抱き、眼を閉じた顔が法衣の胸元に押しつけられた。
「好き……」
「やめろ。珊瑚の顔で、おれを惑わせるな」
 娘の肩に手をのせた弥勒は、反射的に抱きしめそうになり、拳を握りしめた。
 どのような美女であろうと心を動かされない自信があるが、珊瑚の姿で、声で、切なげに迫られては拒み通すこともままならず、理性を捨てて滅茶苦茶に抱きしめてしまいたい衝動に駆られる。
「何が望みだ」
 それがただ一度の口づけなら、叶えてやらぬこともない。
「法師さまと添い遂げること」
 そのとき、森の奥から雲母の声が聞こえ、弥勒ははっと顔を上げた。
 身を離そうとする法師の袖を掴み、哀しそうに見上げてくる珊瑚の表情が美しすぎて、ひどく胸が痛む。
「行かせない。あなたはやさしいから、わたしを殺せない」
「本当にそう思うか?」
「!」
 容赦なく錫杖が振り下ろされ、飛びずさった娘の二の腕が切り裂かれた。傷口からきらきらと緋色の鱗粉が舞う。
 毒を吸わないために法師は素早く片手で口許を押さえた。
「慕ってくれたおなごに手荒な真似はしたくないが、珊瑚に危害を加えようとする輩を見逃すほど、おれは甘くはない」
 もう一度、錫杖を構えると、攻撃を加える前に娘の姿は水面をかき消すように空中に消えた。
 弥勒は森の中へと走った。

 雲母と珊瑚はすぐに見つかった。
 四方に枝を伸ばした樹の下、辺りに散らばった太い蔓を見て、弥勒は顔色を変えた。
「首を吊ろうとしたのか」
 変化した雲母に見守られ、地面に倒れた珊瑚は激しく咳き込んでいた。
 あの緋色の蝶を見過ごしたのは間違いだったのか。だが、弥勒はまず珊瑚の無事を確かめた。
「珊瑚。私が解りますか」
「……法師さま」
 珊瑚は苦しげに低い声で答えた。
「あたし、また何かやったの?」
「安心しなさい。私も雲母もいる。ただ、決して一人にはなるな」
 地面に錫杖を置いて、法師は珊瑚の上体を抱き起こした。
「……そんなに」
「どこか痛みますか、珊瑚」
「そんなに……この女が、大事──?」
 はっとして弥勒は娘の瞳を食い入るように見つめた。黒珠を思わせる瞳は珊瑚のものだ。
 確かに本人なのだろう。だが、彼女は思いつめたような強張った表情をして、法師へと両手を伸ばした。
「あなたが手に入らないのなら……わたしは……」
 伸ばした両手が法師の首を掴む。二人を見守る雲母が混乱したような仕草を見せた。
「おまえこそ、おれを殺せまい」
 悔しげに屹と法師を睨む珊瑚の瞳に、涙が浮かんだ。
 弥勒の首を掴んだ珊瑚の両手から力が抜け、同時に微かに動いた彼女の口許を見て、弥勒は凍るような恐怖を覚えた。
(舌を噛むつもりか!)
 空気がかすれるような音が聞こえた。
 辺りを舞う緋色の蝶に気づいた弥勒は、珊瑚を抱く腕に力を込め、鋭く破魔札を投げつけた。
 破魔札を受けて、蝶は、火の爆ぜるような音とともに火の粉にも似た鱗粉の塊に姿を変え、きらきらと砂のように消滅していく。
 弥勒の首にかけられた手が完全に力を失い、珊瑚が意識を失った。

 森閑としたそこにもう危険はないことを確信すると、大きく息を洩らし、弥勒は意識のない珊瑚の身体を思いきり抱きしめた。
 彼の腕の中で珊瑚が小さく身じろぐ。
「う……」
「終わりましたよ。もう大丈夫です」
「あたし……法師さまを傷つけたの……?」
「安心しなさい。誰も傷ついたりしていませんから」
 そう言って、法師が珊瑚の身体を抱き上げたので、珊瑚は心臓がとまるほど驚いた。
「法師さま……!」
 その身体は、変化した雲母の背に下ろされた。
 猫又の背に触れ、少し意識がはっきりしてくると、珊瑚は錫杖を拾い上げる弥勒へと視線を向けた。
「法師さまが、あたしを助けてくれたんだね」
「結果的にはそうなりますかな」
「……ありがとう」
 少し嬉しげに、遠慮がちに言った珊瑚の言葉を受ける弥勒は淡々としていたが、どこか苦しそうにも見え、珊瑚はふと表情を曇らせた。
「いや、私のほうこそ、おまえを危険な目に遭わせてしまった。すまなかったな、珊瑚」
「え?」
 つきんと胸が痛んだ。
 何が彼にこんな顔をさせるのだろう。
 けれど、訊いてはいけない気がして、珊瑚は口をつぐんだ。
 彼女は雲母の背から降り、小猫の姿に戻った雲母を抱き上げた。
「珊瑚?」
 歩き出そうとしていた弥勒が、娘と猫又の気配に気づいて振り返る。
「平気。自分で歩けるよ」
 珊瑚は何気ない表情を作って法師の隣に並んだ。
「迷惑かけてごめんね」
「迷惑など」
 やっと、法師がいつもの穏やかな笑みを見せたので、珊瑚は安心したように表情を緩めた。
 そんな珊瑚を見つめる弥勒の視線の意味に、彼女が気づくことはない。

 夜明けが近い。
 東の空がうっすらと白んできた。

〔了〕

2011.4.4.

アンケートで答えていただいた内容をもとにしております。
「珊瑚ちゃんのために弥勒様が必死でがんばるお話」
「妖怪がらみで珊瑚の様子がおかしいのに気付き、何とか助けようと必死な弥勒(妖怪は洗脳タイプ)」
というご要望をいただきました。ありがとうございました。