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パンドラ
薬老毒仙の毒を飲もうとしたときの、犬夜叉の言葉を思い返す弥勒。
今さらながらに惑う自分の弱さを自嘲するも、珊瑚に手を伸ばさずにはいられなかった。
たまゆら
川で溺れた村娘を助けた弥勒。
彼に想いを寄せるその娘は弥勒に肌身を許そうとするが、偶然、それを珊瑚が目撃していた。
【前編に村娘×弥勒の描写あり】
よもすがら
闇に呑まれる夢を見た。
珊瑚の恐怖をやわらげるべく、弥勒は、仲間たちの眠る部屋から彼女を連れ出す。
Pieta
「おまえの傷が愛しい」
傷を持つことへの癒しと苦しみ。そしてそれを慈しむ心。
夜想曲
或る夜の寝物語。
「法師さまは、いつもどこか遠くを見てる…」
酔芙蓉
夫婦になって幾日が過ぎただろう。
今ここにある幸せに酔う。紅に染まる君に酔う。
空蝉 〜朝月夜の章〜
切望したこの日を迎えた。
愛しい相手に初めて触れることを許された、祝言の夜。
後の朝のきぬぎぬの
女君はさらに起きたまはぬ朝(あした)あり。
いつもと違う朝に、珊瑚を案じて弥勒はあたふた。
凍える舌と翳ろう心
あたしだけを見てほしい。
些細なことから弥勒の過去に嫉妬した珊瑚は彼の寝所を訪れて―
相聞歌
「あたしのどこが好き?」
そんな珊瑚の問いかけに「躰」と答えた弥勒。珊瑚は固まる。
誘われて
食事時、視線で弥勒へ意味ありげに合図を送る珊瑚。
濡れた瞳に誘われて、弥勒は夜を待つ。
正眼
飢えた獣のような視線を感じる。
足を怪我した珊瑚は彼女を求める弥勒の瞳に囚われて。
波紋を呼ぶ人
ふと垣間見てしまった、行水する妻の姿。
その肌に弥勒は欲望を覚える。
夜光石
夫に話したいことがある珊瑚と、妻に焦らされていると受け取る弥勒の睦語り。
宵に染まる顔
結婚後、珊瑚との幸せを得た弥勒だが、些細な事柄にも幸せを逃すのではないかと恐れを抱く。
【表の20万hit時のリクエスト作品】
うたかた
土砂降りの中での闘いで、川に落ちて流された珊瑚。
珊瑚を追ってきた弥勒は、自らの体温で娘の冷えた身体を温める。
闇に溺れる
結婚後。閨の中で、してほしいことを新妻に伝える弥勒。
渋々引き受けた珊瑚は、恥ずかしさのあまり、弥勒の両手を縛り、目隠しをする。
あくがれる君
朽ちた山荘で過ごす一夜。
ひとり、濡れ縁で蛍を眺め、物思いにふける弥勒と、彼を案じる珊瑚。
小夜更け方
結婚後。妖怪の毒に中り、新婚の法師宅で養生する七宝。
しかし、いつの間にか犬夜叉も含めた四人での生活となり、次第に弥勒の機嫌が悪くなる。
花曇り
一行が宿を借りた屋敷で、屋敷の息子が珊瑚に目をつけたことに気づいた弥勒。
深山に眠る
結婚後。夢心の寺で留守を預かる二人の、山の中での秘め事。
月下香
深夜、月を愛でながら温泉に浸る弥勒。
珊瑚を抱いたことを悔いる弥勒と、彼の愛を信じたい珊瑚。
悩める花心
結婚後。村の若者と二人きりで雨宿りをした珊瑚は、これは浮気になるのだろうかと思い悩む。
水辺の午後
法師を真似て滝行を試みて、水の中に落ちた珊瑚。
弥勒はそんな彼女の姿を見て─

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